去勢・避妊手術のすすめ

 

 

Q. なぜ、避妊手術・去勢手術をすすめるの?

 

 

A1. 高齢になった時に性ホルモンと関連して起きてくる病気 (多くが命に関わる病気) の予防ができるからです。


子宮蓄膿症
子宮に膿が溜まってしまう病気で手遅れになると命に関わることもあり、緊急に手術が必要になることも珍しくありません。中齢〜高齢の出産を経験していない未避妊の雌犬に多く、生理(発情)の後に発症することが多いのが特徴です。

乳腺腫瘍
乳腺腫瘍の発生はエストロジェン(卵巣から出る女性ホルモン)の刺激によって引き起こされていることが多く、イヌでは若齢での避妊手術ほど高い予防効果が期待できる反面、高齢になってからの避妊手術では乳腺腫瘍の予防効果はほとんど期待できません。
ネコでは年齢に関係なく予防効果があります。


前立腺疾患
前立腺腫瘍、前立腺膿瘍などは非常に治療が難しい病気の一つですが、去勢手術による男性ホルモンの減少に伴い前立腺は縮小するため、これらの病気の予防が可能です。

精巣腫瘍、肛門周囲腺腫
精巣の腫瘍はもちろんのこと、男性ホルモンの影響により発症する肛門周囲の腫瘍についても予防効果があります(ただし、全てのタイプの肛門周囲の腫瘍が予防できるわけではありません)。

A2. 以下のような行動上の問題の解決・緩和につながることがあります。

・他の雄に対する攻撃性の緩和
・不適切なマウンティングや尿のマーキング
・放浪や脱走の減少
・生理(発情)時にかかる動物自身へのストレス(特にネコ)からの解放
など

※ 行動上の問題に関しては個体差があるため、全てにおいて著しい効果を期待できるとは限りません。

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