症例
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Case 18
Case 19
Case 20
Case 21
Case 22
Case 23
Case 24
Case 25
Case 26
Case 27
Case 28
Case 29
Case 30
Case 31
Case 32
Case 33
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Case 33 内視鏡下での耳治療により慢性外耳炎が改善した犬
一年以上前から慢性的に外耳炎を繰り返していた。
洗浄を行っても、鼓膜手前の耳垢が除去できずにいた。
耳用の内視鏡(オトスコープ)を使用し、耳道内治療を行った。
治療前の様子。
何回かの通院にてかなり改善しているが、鼓膜手前の耳垢は残っている。
治療中の様子。
大部分の耳垢や、鼓膜手前の耳毛が除去されている。
治療終了後。
まだ少し赤みが見られるが、鼓膜周囲の状態は大きく改善。
治療後9日後の様子。
鼓膜周囲の耳垢も全くなし。耳道内の炎症もなく良好。
この後も予防的に洗浄を行っているが、以前のような外耳炎の再発はなく良好である。
Case 32 横隔膜ヘルニアを治療した猫
以前から横隔膜ヘルニアと診断を受けていた猫。
急性の呼吸困難を起こし来院。
胸郭内の胃にガスが充満している(胃鼓張)。
救急にて、胃ガス穿刺を行い、状況はいったん安定する。
心陰影はハッキリせず、胸腔内に消化管ガスを認め、
典型的な横隔膜ヘルニアのレントゲンである。
急性の呼吸困難を呈したこともあり、
横隔膜ヘルニアの整復手術を実施した。
開腹時。腹腔内には、肝臓の一部、結腸、膀胱のみ。
その他の臓器は、全て胸郭内に移動している。
腹部から胸郭内をのぞいている。
本来なら横隔膜があり確認できないが、心臓が既に露出されている。
鉗子で支持している部分は、心臓と横隔膜をつないでいる靭帯である。
横隔膜と肝臓の癒着あり、注意深く分離した。
横隔膜は非常に脆弱であり、腹部の筋肉を用い横隔膜を閉鎖した。
手術後2ヶ月。一般状態は非常に良好である。
レントゲンでも再発なく、非常に良好な状態である。
手術前のレントゲンとくらべ、心臓もはっきり描出されている。
Case 31 会陰ヘルニアにより排便困難になった犬
排便困難にて来院される。
出てくる便は、小さくて球状のものが少量。
踏ん張ってもなかなか出せない様子。
直腸検査を行い、肛門の右側に会陰ヘルニアを発生していることを確認したため、
手術にて整復を実施。
手術部位。肛門の左右にふくらみを認める。
肛門の右側。会陰部の筋肉が非常に脆弱である。
会陰ヘルニア部分には、液体の貯留と直腸の変移が認められた。
内閉鎖筋、肛門挙筋、外肛門括約筋を用いヘルニア孔の整復を実施。
しっかりと閉鎖できている。
肛門の左側。右ほどではないが、こちらもヘルニア孔を認める。
同様に液体の貯留も認められた。
同様に、内閉鎖筋、肛門挙筋、外肛門括約筋を用い整復。
こちらのほうが、筋肉もしっかりしており容易に閉鎖が行えた。
手術翌日の様子。やや痛々しい感じがあるが良好である。
この2週間後に抜糸を実施。ヘルニア再発もなく排便も良好である。
Case 30 副腎腫瘍により脱毛をしていたフェレット
脱毛を主訴に来院された。
フェレットには副腎腫瘍も多いため、超音波検査を実施。
腫大した副腎を確認したため、副腎腫瘍の摘出手術を実施することに。
手術当日の状態。さらに脱毛は進んでいる。
左側の副腎。明らかに腫大しており腫瘍化が疑われる。
右側の副腎。こちらは、正常である。(綿棒の先にある)
摘出した左副腎。
約2ヶ月後の様子。
発毛がしっかり見られており、脱毛部分は消失。
Case 29 自壊を伴う皮下膿瘍
膿が貯留し自壊していたため、
切開し洗浄ドレーンを設置した。
5日後:自壊部中央は壊死を認める。壊死部位の除去を行う。
10日後:ドレーンを抜去。順調に傷は回復。
30日後:傷は治癒した。
Case 28 犬 去勢手術
手術部位の剃毛と消毒。
ドレープにて手術部位の確保。
切皮し睾丸を露出。精管・動脈・静脈を結紮。
睾丸の摘出。
同様にもう片方の睾丸を露出し結紮する。
両側の睾丸の摘出。
創部を縫合し終了。
Case 27 犬の瞬膜フラップ
眼の角膜に傷があると、なかなか治らずに悪化する場合があります。その進行速度は速いものです。
この子は、逆さ睫毛(まつげ)が原因で、
角膜に台形の傷が出来ました。
治療として、逆さ睫毛を根元から切除し、
同時に角膜の治療目的で「瞬膜フラップ」をかけます。
ちなみに「瞬膜フラップ」とは、
簡単に言うと目頭にあるピンク色の膜を
目尻の方まで引っ張ってきて、
目玉を覆ってしまう方法です。
約2週間この状態で放置すると、
角膜は綺麗に治ってくれました。
逆さ睫毛も生えてこないので、完治しました。
Case 26 トイプードル 歯の掃除
動物は虫歯にはなりにくいのですが、その代わりに歯石がつきやすいです。
歯石は歯肉に触れると歯肉炎を起こし、ゆくゆくは歯が抜け落ちたり、歯槽膿漏にまで発展します。
歯の根元には、血管が走っていて、心臓病や腎臓病や敗血症にもなりかねません。
通常は4年に1度は歯のメンテナンスをしましょう。
Case 25 ウサギの腸症候群
ウサギが「腸管うっ滞」をおこすと元気がなくなったり、食欲が低下したり、下痢をしたりします。
これは腸内の細菌叢に異変が起こった結果、腸内に毒素が発生して、腸毒素血症にいたる病気です。
上手に治療すれば、治りますが、この毒素が全身に回って組織壊死を起こすと死に至ります。
治療として、強制給餌や消化機能改善薬やマッサージや点滴や腸管内のガスの吸引等を行います。
原因で一番多いのは毛玉による「胃毛球症」です。
Case 24 皮膚糸状菌による脱毛を認めた猫
右足に脱毛を認めるため来院された。
右飛節部に脱毛とフケを認める。
脱毛部の被毛を、顕微鏡にて検査を実施。
真菌により破壊された被毛を認める。
抗真菌薬にて治療開始。
治療後、約2週間。
フケの量が減少している。
治療後、約1ヶ月。
完全に毛が生えそろっている。
皮膚状態は非常に良好であり、治療を終了した。
Case 23 結石による膀胱炎症状を認めた犬
繰り返す膀胱炎症状にて来院。
レントゲン写真により膀胱内に大きな結石を認める。
食事療法により溶解を試みたが、反応しなかったため手術による摘出を行った。
露出した膀胱。
膀胱内から結石を摘出したところ。
摘出した結石。
成分分析の結果、
ストラバイトとリン酸カルシウムの混合結石であった。
現在は、療法食に変更し再発予防に努めている。
Case 22 猫の後肢骨折。ギプス固定による治療
冷蔵庫の上から落下し右後肢を骨折した。
冷蔵庫の上から落下し右後肢を骨折した。
レントゲン写真にて、下腿骨遠位の骨折が認められる。
幸いにも骨折部位の大きな変移は無いようである。
骨折部の内出血をみとめる。
今回はキプス固定による治療を選択する。
約2ヶ月後のレントゲン写真。
骨折部は完全に癒合している。
現在は、肢の状態は全く問題ないようである。
Case 21 肛門嚢自潰を生じた猫
お尻の周辺に膿がついているとの主訴で来院。
元気、食欲ともに低下している様子。
右肛門嚢の自潰を確認。広範囲にわたって壊死しており化膿所見を強く認める。
自潰部の周囲の毛刈りを行い、局所麻酔下にて壊死部を除去し、
生理食塩水にて十分に洗浄を行う。
範囲が広いために創傷治療に用いるドレッシング材を用いて包帯する。
内服にて抗生剤の服用も併用。
また自傷防止として、エリザベスカラーの着用を行う。
2日後、分泌は多いが、創面全体に肉芽の形成を認める。
元気、食欲はすっかり元通りとのこと。再度洗浄し包帯。
5日後、分泌は減少し、創面積の縮小、
辺縁の上皮化を認め、経過は良好である。
9日後、創面積は大きく減少し、上皮化も良好。
分泌も減り、管理も楽になったため、
自宅での創面の洗浄と軟膏の塗布を支持し終了とした。
肛門嚢自潰は創面積が広範にわたることが多いが、
適切な治療によって、早期の治癒が可能である。
Case 20 細菌感染による皮膚炎を生じた犬
2~3ヶ月前から、腹部にかさぶたがあり、どんどん広がっている。
痒みもあるとのことで来院。
今までこのような症状を起こしたことはないとのこと。
腹部には炎症による、広範な色素沈着と、周囲には炎症性の分泌に伴うかさぶたがあり、
また膿疱(にきびのようなもの)を多数認める。
またフケも多量に認める。
細菌性の皮膚炎を疑ったが、初発にしては感染の範囲が広く、
また炎症の程度も強いために、念のために患部から膿を採取し、
抗生剤の感受性検査を行い、その結果最良の薬を選択し治療開始とする。
治療1週間後には色素沈着は残るものの、大幅な改善が認められたため、
さらに2週間分の抗生剤を処方し治療終了とした。
Case 19 チェリーアイ(第三眼瞼突出)を生じた猫
眼の下がめくれているとのことで来院。
瞬膜腺の腫れはあるが、反転はなかったために、抗炎症作用のある点眼液を処方。
それから3ヵ月後、点眼によりいったん症状は治まっていたが、再発したとのことで来院。
今回は瞬膜腺の腫れだけでなく、突出も伴っていた。
点眼麻酔下で整復し、再度、抗炎症作用のある点眼液を処方するも改善が認められなかった。
この状態を放置すると、細菌感染などの危険性があるために、
全身麻酔下にて外科的に整復する。
整復後瞬膜腺の突出はなくなった。
Case 18 口に輪ゴムが巻きついた犬
飼い主さんは、口から出血していることで異常に気づき来院されました。
犬自身で輪ゴムを二重に下顎に巻きつけてしまったようで、
飼い主さんも2~3日は気づかなかったらしく…。
来院時には、顎の皮膚は壊死して溶けていました。
輪ゴムを取り除くと、下顎はこんな感じです。
壊死組織を取り除き、消毒し…。
縫合しました。
術後は腫れていますが、上手くいきました。
顎がなくならないでよかったです。
池袋ハートワン動物病院
TEL 03-3918-1122
サンキューいっぱい ワンワンニャンニャン

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